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JPH02434A

Heat-stable enzyme and its use

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  1. 1
    【特許請求の範囲】 1、核酸の鋳型鎖に相補的な核酸鎖を形成するためヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒する、精製された熱的に安定な酵素。
  2. 2
    2、DNAポリメラーゼである、特許請求の範囲第1項記載の酵素。
  3. 3
    3、約86,000~90,000ダルトンの分子量を有する、特許請求の範囲第1項または第2項記載の酵素。
  4. 4
    4、テルムス・アクアチクス(Thermus aqua-ticus)に由来する、特許請求の範囲第3項記載の酵素。
  5. 5
    5、pH6.4では、pH8.0の活性の少なくとも50%の活性を有する、特許請求の範囲第1項~第4項のいずれか1項記載の酵素。
  6. 6
    6、天然の形体である特許請求の範囲第1項~第5項のいずれか1項記載の酵素。
  7. 7
    7、特許請求の範囲第2項記載の酵素をコード化する遺伝子。
  8. 8
    8、テルムス・アクアチクス(Thermus aqua-ticus)のゲノムからクローン化された、特許請求の範囲第7項記載の遺伝子。
  9. 9
    9、分子量が約86,000~90,000ダルトンである酵素をコード化する、特許請求の範囲第8項記載の遺伝子。
  10. 10
    10、分子量が約60,000~65,000ダルトンである酵素をコード化する、特許請求の範囲第8項記載の遺伝子。
  11. 11
    11、テルムス・アクアチクス(Thermus aqua-ticus)またはバクテリオファージCH35:Taq#4-2のいずれかの約3.5kbのBgIII-Asp718(部分)制限フラグメント内に含まれる、特許請求の範囲第9項記載の遺伝子。
  12. 12
    12、テルムス・アクアチクス(Thermus aqua-ticus)のゲノムまたはプラスミドpFC85のいずれかの約2.8kbのHindIII-Asp718制限フラグメント内に含まれる、特許請求の範囲第10項記載の遺伝子。
  13. 13
    13、pFC85またはpFC83から選択されるプラスミド。
  14. 14
    14、バクテリオファージCH35;Taq#4-2。
  15. 15
    15、1種以上の非イオン性のポリマー性洗剤を含んで成る緩衝液中に特許請求の範囲第1項~第6項のいずれか1項記載の酵素を含有する安定な酵素組成物。
  16. 16
    16、洗剤がそれぞれ全組成物の約0.1%~約0.5%(容積/容積)の濃度で存在する、特許請求の範囲第15項記載の組成物。
  17. 17
    17、洗剤がポリオキシエチル化ソルビタンモノラウレートおよびエトキシル化ノニルフェノールである、特許請求の範囲第15項または第16項記載の組成物。
  18. 18
    18、緩衝液がグリセロール、Tris-HCl、(pH8.0)エチレンジアミン四酢酸、ジチオスレイトール、ポリオキシエチル化ソルビタンモノラウレート、エトキシル化ノニルフェノールおよびゼラチンを含んで成る、特許請求の範囲第15項~第17項のいずれか1項記載の組成物。
  19. 19
    19、核酸または核酸の混合物に含まれる少なくとも1種の特定の核酸配列を増幅する方法であって、核酸が二本鎖である時には、この核酸が同じまたは異なる長さの2本の別々の相補的鎖からなり、 (a)それぞれの核酸鎖を、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェートと、増幅されるべきそれぞれの異なる特定の配列について1個のオリゴヌクレオチドプライマーとに接触させ、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的になるように選択され、こうして1個のプライマーから合成された伸長生成物がその相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし、上記接触を、それぞれのプライマーのその相補的核酸鎖へのハイブリダイゼーションを促進する温度で行い;(b)それぞれの核酸鎖を、工程(a)と同時にまたはこの工程の後にヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒する熱安定酵素と接触させて、それぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成し;(c)酵素の活性を促進させ、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(b)からの混合物を保持し;(d)プライマー伸長生成物がその上で合成された鋳型から該プライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるがしかし酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの混合物を加熱し;(e)工程(d)からの混合物を、工程(d)で産生された一本鎖分子のそれぞれへのそれぞれのプライマーのハイブリダイゼーションを促進するために有効な温度にまで冷却し;そして (f)酵素の活性を促進させ、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、工程(d)で産生されたそれぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(b)からの混合物を保持し、工程(e)および(f)を同時にまたは順次に行うことを特徴とする方法。
  20. 20
    20、核酸または核酸の混合物に含まれる少なくとも1種の特定の核酸配列を増幅する方法であって、この核酸が同じまたは異なる長さの2本の別々の相補的鎖からなり、 (a)それぞれの核酸を、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェート及び増幅されるべきそれぞれの異なる特定の配列についての1個のオリゴヌクレオチドプライマーの存在下で、それぞれの核酸を変性するのに有効な時間にわたり有効な温度において加熱し、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的になるように選択され、こうして1個のプライマーから合成された伸長生成物がその相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし;(b)変性した核酸を、それぞれのプライマーのその相補的な核酸鎖へのハイブリダイゼーションを促進する温度に冷却し;(c)工程(a)または(b)と同時にまたはその後に、変性した核酸を、ヌクレオチドトリホスフェートの結合が可能であって、それぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成させることができる熱安定酵素と接触させ;(d)酵素の活性を促進させ、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの混合物を保持し;(e)プライマー伸長生成物がその上に合成された鋳型から該プライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるがしかし酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(d)からの混合物を加熱し;(f)工程(e)からの混合物を、工程(e)で産生された一本鎖分子へのプライマーのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり有効な温度に冷却し;そして(g)酵素の活性を促進させ、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、工程(f)で産生されたそれぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(f)からの混合物を保持し、工程(f)および(g)を同時にまたは順次に行うことを特徴とする方法。
  21. 21
    21、核酸または核酸の混合物を含む試料中の少なくとも1種の特定の核酸配列の存在または不在を検出し、または上記試料中の2種の異なる配列を識別する方法であって、該試料は上記1または複数の配列を含むものと予想されるものであり、且つ該1または複数の核酸が二本鎖である時には、それらはそれぞれ、等しいまたは等しくない長さの2本の分離された相補的鎖からなり、 (a)上記試料を、検出されるべきそれぞれの異なる特定の配列について、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェートと、1個のオリゴヌクレオチドプライマーとに接触させ、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的になるように選択され、こうして1個のプライマーから合成された伸長生成物が、その相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし、上記接触を、それぞれのプライマーのその相補的核酸鎖へのハイブリダイゼーションを促進する温度で行い;(b)それぞれの核酸鎖を、工程(a)と同時にまたはこの工程の後に、ヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒する熱安定酵素と接触させて、それぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成し;(c)酵素の活性を促進させ、そして検出されるべきそれぞれの異なる配列について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(b)からの混合物を保持し;(d)プライマー伸長生成物がその上で合成された鋳型から該プライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるが熱安定酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの混合物を加熱し;(e)工程(d)からの混合物を、工程(d)で産生された一本鎖分子へのそれぞれのプライマーのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり、有効な温度に冷却し;(f)酵素の活性を促進させ、そして検出されるべきそれぞれの異なる配列について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(e)からの混合物を保持し、こうして特定の1つの核酸配列または、存在するならば、複数の核酸配列の量を増幅させ、工程(e)および(f)を同時にまたは順次に行い;(g)工程(f)の生成物に、上記配列へのまたはその変異体へのハイブリダイゼーションが可能な検出されるべきそれぞれの配列のための標識したオリゴヌクレオチドプローブを加え;そして(h)上記ハイブリダイゼーションが起こったか否かを決定することを特徴とする方法。
  22. 22
    22、核酸または核酸の混合物を含む試料中の少なくとも1種の特定の核酸配列の存在または不在を検出し、または上記試料中の2種の異なる配列を識別する方法であって、該試料は上記1または複数の配列を含むものと予想されるものであり、そして該1又は複数の核酸が二本鎖であり、(a)試料を、検出されるべきそれぞれの異なる特定の配列について、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェート及び1個のオリゴヌクレオチドプライマーの存在下で、試料中のそれぞれの核酸を変性するのに有効な時間にわたり、有効な温度で加熱し、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的になるように選択され、こうして1個のプライマーから合成された伸長生成物がその相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし;(b)変性した核酸を、それぞれのプライマーのその相補的な核酸配列へのハイブリダイゼーションを促進する温度に冷却し;(c)工程(a)または(b)と同時にまたはその後に、変性した核酸を、ヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒してそれぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成させることができる熱安定酵素と接触させ;(d)酵素の活性を促進させ、そして検出されるべきそれぞれの異なる配列について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの混合物を保持し;(e)プライマー伸長生成物がその上で合成された鋳型からプライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるが酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(d)からの混合物を加熱し;(f)工程(e)からの混合物を、工程(e)で産生される一本鎖分子へそれぞれのプライマーのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり有効な温度に冷却し;(g)酵素の活性を促進させ、そして検出されるべきそれぞれの異なる配列について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(f)からの混合物を保持し、こうして特定の1つの核酸配列または、存在するならば、複数の核酸配列の量を増幅させ、工程(f)および(g)を同時にまたは順次に行い;(h)工程(g)の生成物に、上記配列へのまたはその変異体へのハイブリダイゼーションが可能な検出されるべきそれぞれの配列のための標識したオリゴヌクレオチドプローブを加え;そして(i)上記ハイブリダイゼーションが起こったか否かを決定することを特徴とする方法。
  23. 23
    23、試料中に含まれる1種又は複数種の核酸中の、少なくとも1つのヌクレオチド配列の変化の存在または不存在を検出する方法であって、該核酸が二重鎖である時には、それはそれぞれ、等しいまたは等しくない長さの2本の分離された相補的鎖からなり、 (a)上記試料を、上記変化を含むものと予想されるそれぞれの核酸のそれぞれの鎖について、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェートと1個のオリゴヌクレオチドプライマーとに接触させ、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的になるように選択され、1個のプライマーから合成された伸長生成物が、その相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし、上記接触を、それぞれのプライマーのその相補的核酸鎖へのハイブリダイゼーションを促進する温度で行い; (b)試料を、工程(a)と同時にまたはこの工程の後に、ヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒する熱安定酵素と接触させて、それぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成し; (c)酵素の活性を促進させ、そして上記1又は複数の変化を含むものと予想されるそれぞれの異なる核酸について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(b)からの混合物を保持し:(d)プライマー伸長生成物がその上で合成された鋳型からプライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるがしかし熱安定酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの混合物を加熱し;(e)工程(d)からの混合物を、工程(d)で産生された一本鎖分子へのそれぞれのプライマーのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり有効な温度に冷却し;(f)酵素の活性を促進させ、そして上記1又は複数の変化を含むものと予想されるそれぞれの異なる核酸について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(e)からの混合物を保持し、1又は複数の配列変化が存在するときには、これらを含む核酸の検出可能な増幅を得るのに十分な回数だけ、工程(d)、(e)および(f)を繰り返し、そして工程(e)と(f)は同時にまたは順次に行い;(g)工程(f)の生成物を膜に固定し、 (h)プローブの配列が増幅された配列の領域に相補的であるときにのみ増幅された核酸配列とハイブリダイズすることができる、標識された配列特異的オリゴヌクレオチドプローブで、上記膜をハイブリダイゼーション条件下で処理し;そして (i)プローブが核酸試料中の増幅された配列にハイブリダイズしたか否かを検出することを特徴とする方法。
  24. 24
    24、試料中に含まれる1種又は複数種の核酸中の少なくとも1つのヌクレオチド配列の変化の存在または不存在を検出する方法であって、該1種又は複数種の核酸はそれぞれ、等しいまたは等しくない長さの2本の相補的鎖からなり、 (a)試料を、上記変化を含むものと予想されるそれぞれの核酸のそれぞれの鎖について、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェート及び1個のオリゴヌクレオチドプライマーの存在下で、試料中のそれぞれの核酸を変性するのに有効な時間にわたり有効な時間で加熱し、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的になるように選択され、1個のプライマーから合成された伸長生成物がその相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし;(b)変性した核酸を、それぞれのプライマーのその相補的な核酸鎖へのハイブリダイゼーションを促進する温度に冷却し;(c)工程(a)または(b)と同時にまたはその後に、変性した核酸を、ヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒する熱安定酵素と接触させて、それぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成し;(d)酵素の活性を促進させ、そして上記1又は複数種の変化を含むと予想されるそれぞれの異なる核酸について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの混合物を保持し;(e)プライマー伸長生成物がその上で合成された鋳型から該プライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるがしかし酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(d)からの混合物を加熱し;(f)工程(e)からの混合物を、工程(e)で産生された相補的な一本鎖分子への各プライマーのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり有効な温度に冷却し;(g)酵素の活性を促進させ、そして上記1又は複数の変化を含むと予想されるそれぞれの異なる核酸について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(f)からの混合物を保持し、1又は複数の配列の変化が存在するときには、これらを含む核酸の検出可能な増幅を得るのに十分な回数だけ、工程(e)~(g)を繰り返し、そして工程(f)と(g)は同時にまたは順次に行い;(h)工程(g)の生成物を膜に固定し、 (i)プローブの配列が増幅された配列の領域に相補的であるときにのみ増幅された核酸配列とハイブリダイズすることができる、標識された配列特異的オリゴヌクレオチドプローブで、上記膜をハイブリダイゼーション条件下で処理し;そして (j)プローブが核酸試料中の増幅された配列にハイブリダイズしたか否かを検出することを特徴とする方法。
  25. 25
    25、試料中に含まれる1種又は複数種の核酸中の少なくとも1つのヌクレオチド配列の変化の存在または不存在を検出する方法であって、核酸が二本鎖である時には、それはそれぞれ、等しいまたは等しくない長さの2本の分離された相補的鎖からなり、 (a)上記試料を、上記1又は複数の変化を含むものと予想されるそれぞれの核酸のそれぞれの鎖について、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェートと1個のオリゴヌクレオチドプライマーとに接触させ、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的になるように選択され、1個のプライマーから合成された伸長生成物が、その相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし、上記接触を、それぞれのプライマーのその相補的核酸鎖へのハイブリダイゼーションを促進する温度で行い;(b)試料を、工程(a)と同時にまたはこの工程の後に、ヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒する熱安定酵素と接触させて、それぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成し;(c)酵素の活性を促進させ、そして上記1又は複数の変化を含むものと予想されるそれぞれの異なる核酸について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(b)からの反応混合物を保持し;(d)プライマー伸長生成物がその上で合成された鋳型から該プライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるがしかし熱安定酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの反応混合物を加熱し;(e)工程(d)からの反応混合物を、工程(d)で産生された一本鎖分子へのそれぞれのプライマーのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり有効な温度に冷却し;(f)酵素の活性を促進させ、そして上記1又は複数の変異体を含むものと予想されるそれぞれの異なる核酸について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(e)からの反応混合物を保持し、1又は複数の配列変化が存在するときには、これらを含む核酸の検出可能な増幅を得るのに十分な回数だけ、工程(d)、(e)および(f)を繰り返し、そして工程(e)と(f)は同時にまたは順次に行い;(g)オリゴヌクレオチドの配列が増幅された配列の領域に相補的であるときのみ増幅された核酸配列とハイブリダイズすることができる配列特異的オリゴヌクレオチドを膜に固定し;(h)この膜をハイブリダイゼーション条件下で工程(f)の生成物で処理し;そして (i)核酸試料の増幅された配列が、膜に固定されたオリゴヌクレオチドにハイブリダイズしたか否かを検出することを特徴とする方法。
  26. 26
    26、試料中に含まれた1種又は複数種の核酸中の少なくとも1つのヌクレオチド配列の変化の存在または不存在を検出する方法であって、該1種又は複数種の核酸はそれぞれ、等しいまたは等しくない長さの2本の相補的鎖からなり、 (a)試料を、上記変化を含むと思われるそれぞれの核酸のそれぞれの鎖について、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェート及び1個のオリゴヌクレオチドプライマーとの存在下で、試料中のそれぞれの核酸を変性するのに有効な時間にわたり有効な温度に加熱して、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的になるように選択され、1個のプライマーから合成された伸長生成物が、その相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし、(b)前記変性した核酸を、それぞれのプライマーのその相補的な核酸鎖へのハイブリダイゼーションを促進する温度に冷却し;(c)工程(a)または(b)と同時にまたはその後に、変性した核酸を、ヌクレオチド、トリホスフェートの結合を触媒する熱安定酵素と接触させて、それぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成し;(d)酵素の活性を促進させ、そして上記1又は複数の変化を含むと予想されるそれぞれの異なる核酸について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの反応混合物を保持し;(e)プライマー伸長生成物がその上で合成された鋳型から該プライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるがしかし酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(d)からの反応混合物を加熱し;(f)工程(e)からの反応混合物を、工程(e)で産生される相補的な一重鎖分子へのそれぞれのプライマーのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり有効な温度に冷却し;(g)酵素の活性を促進させ、そして上記1又は複数の変化を含むと予想されるそれぞれの異なる核酸について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり工程(f)からの反応混合物を保持し、1又は複数の配列変化が存在するときには、これらを含む核酸の検出可能な増幅を得るのに十分な回数だけ、工程(e)~(g)を繰り返し、少なくとも1個のプライマーおよび/または4個のヌクレオチドトリホスフェートの少なくとも1個を検出可能な残基で標識しておき、そして工程(f)と(g)は同時にまたは順次に行い;(h)オリゴヌクレオチドの配列が増幅された配列の領域に相補的であるときのみ増幅された核酸配列とハイブリダイズすることができる配列特異的オリゴヌクレオチドを膜に固定し、 (i)この膜をハイブリダイゼーション条件下で工程(g)の生成物で処理し;そして (j)核酸試料の増幅された配列が、膜に固定されたオリゴヌクレオチドにハイブリダイズしたか否かを検出することを特徴とする方法。
  27. 27
    27、試料中に含まれた1種又は複数種の核酸中の少なくとも1つのヌクレオチド配列の変化の存在または不存在を検出する方法であって、該核酸が二本鎖である時には、それはそれぞれ、等しいまたは等しくない長さの2本の分離された相補的鎖からなり、 (a)上記試料を、上記変化を含むものと予想されるそれぞれの核酸のそれぞれの鎖について、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェートと1個のオリゴヌクレオチドプライマーとに接触させ、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的になるように選択され、1個のプライマーから合成された伸長生成物が、その相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし、上記接触を、それぞれのプライマーのその相補的核酸鎖へのハイブリダイゼーションを促進する温度で行い;(b)試料を、工程(a)と同時にまたはこの工程の後に、ヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒する熱安定酵素と接触させて、それぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成し;(c)酵素の活性を促進させ、そして上記1又は複数の変化を含むものと予想されるそれぞれの異なる核酸について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(b)からの混合物を保持し;(d)プライマー伸長生成物がその上で合成された鋳型から該プライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるがしかし熱安定酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、工程(c)からの混合物を加熱し;(e)工程(d)からの混合物を、工程(d)で産生された一本鎖分子へのそれぞれのプライマーのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり有効な温度に冷却し;(f)酵素の活性を促進させ、そして上記1又は複数の変化を含むものと予想されるそれぞれの異なる核酸について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(e)からの混合物を保持し、1種以上の配列変化が存在するときには、これらを含む核酸の検出可能な増幅を可能にするのに十分な回数だけ、工程(d)、(e)および(f)を繰り返し、そして工程(e)と(f)は同時にまたは順次に行い;(g)オリゴヌクレオチドプローブの配列が増幅された配列の領域に相補的であるときのみ増幅された核酸配列とハイブリダイズすることができる標識された配列特異的オリゴヌクレオチドプローブを膜に固定し、 (h)この膜をハイブリダイゼーション条件下で工程(f)の生成物で処理し;(i)プローブと検出される変化の両方が酵素によって認識される制限部位を有するときに形成される如何なるハイブリッドをも開裂するであろう制限酵素で、工程(h)の生成物を処理し;(j)ハイブリダイゼーションが起こったことを示す必要な長さの標識された制限フラグメントが制限消化物中に存在するか否かを検出することを特徴とする方法。
  28. 28
    28、核酸または核酸の混合物に含まれる1種又は複数種の特定の核酸配列をクローニングベクターにクローン化する方法であって、1種又は複数種の核酸が二本鎖である時には2本の分離された相補的鎖からなり、該1種又は複数種の核酸がクローニングの前に量的に増幅され、 (a)それぞれの核酸鎖を、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェートと、増幅されるべきそれぞれの異なる特定の配列について1個のオリゴヌクレオチドプライマーとに接触させ、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的になるように選択され、1個のプライマーから合成された伸長生成物が、その相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし、それぞれの配列が増幅され、またはそれぞれのプライマーが制限部位を含み、上記接触を、それぞれのプライマーのその相補的核酸鎖へのハイブリダイゼーションを促進する温度で行い;(b)それぞれの核酸鎖を、工程(a)または(b)と同時にまたはこの工程の後に、ヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒する熱安定酵素と接触させることによりそれぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成し;(c)酵素の活性を促進させ、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(b)からの混合物を保持し;(d)プライマー伸長生成物がその上で合成される鋳型から該プライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるがしかし酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの混合物を加熱し;(e)工程(d)からの混合物を、それぞれのプライマーの工程(d)で産生された一本鎖分子のそれぞれへのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり有効な温度に冷却し;(f)酵素の活性を促進し、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、工程(d)で産生されるそれぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(e)からの混合物を保持し、工程(d)、(e)および(f)を1種又は複数種の配列を含む1種又は複数種の核酸の検出可能な増幅を生じるのに十分な回数だけ繰り返し、工程(e)および(f)を同時にまたは順次に行い;(g)工程(f)の生成物に上記制限部位のそれぞれに対する制限酵素を加えて、制限消化物中に開裂生成物を得;(h)クローン化されるべき特定の配列を含む工程(g)の開裂生成物を1又は複数のクローニングベクターに連結することを特徴とする方法。
  29. 29
    29、核酸または核酸の混合物に含まれる少なくとも1種の特定の核酸配列をクローニングベクターにクローン化する方法であって、1種又は複数種の核酸は等しいまたは等しくない長さの2本の分離された相補的鎖からなり、該1種又は複数種の核酸がクローニングの前に量的に増幅され、 (a)それぞれの核酸を、増幅されるべきそれぞれの異なる特定の配列について、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェート及び1個のオリゴヌクレオチドプライマーの存在下で、それぞれの核酸を変性するのに有効な時間、有効な温度に加熱し、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的であるように選択され、1個のプライマーから合成された伸長生成物が、その相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし、それぞれの配列が増幅されまたはそれぞれのプライマーが制限部位を含み;(b)変性した核酸を、それぞれのプライマーとその相補的な鎖との間でハイブリダイゼーションを促進する温度に冷却し;(c)工程(a)または(b)と同時にまたはその後に、変性した核酸を、ヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒する熱安定酵素と接触させることにより、それぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成させ;(d)酵素の活性を促進させ、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの混合物を保持し;(e)プライマー伸長生成物がその上で合成される鋳型から該プライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるがしかし酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(d)からの混合物を加熱し;(f)工程(e)からの混合物を、それぞれのプライマーの工程(e)で産生される相補的な一本鎖分子へのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり有効な温度に冷却し;(g)酵素の活性を促進させ、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、工程(f)で産生されるそれぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(f)からの混合物を保持し、工程(e)、(f)および(g)を1種又は複数種の配列を含む1種又は複数種の核酸の増幅を検出可能にするのに十分な回数だけ繰り返し、工程(f)および(g)を同時にまたは順次に行い;(h)工程(g)の生成物に、上記制限部位のそれぞれに対する制限酵素を加えて、制限消化物中に開裂生成物を得;(i)クローン化されるべき特定の列を有する工程(h)の1種又は複数種の開裂生成物を選択可能なマーカーを有する1種又は複数種のクローニングベクターに連結することを特徴とする方法。
  30. 30
    30、核酸または核酸の混合物に含まれる1種又は複数種の特定の核酸配列をクローニングベクターにクローン化する方法であって、1種又は複数種の核酸が二本鎖である時には等しいまたは等しくない長さの2本の分離された相補的鎖からなり、該1種又は複数種の核酸がクローニングの前に量的に増幅され、 (a)それぞれの核酸鎖を、増幅されるべきそれぞれの異なる特定の配列について、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェートと1個のオリゴヌクレオチドプライマーとに接触させ、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の列の異なる鎖に実質的に相補的であるように選択され、1個のプライマーから合成された伸長生成物が、その相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし、上記接触を、それぞれのプライマーのその相補的核酸鎖へのハイブリダイゼーションを促進する温度で行い;(b)それぞれの核酸鎖を、工程(a)または(b)と同時にまたはこの工程の後に、ヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒する熱安定酵素と接触させることによりそれぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー伸長生成物を形成し;(c)酵素の活性を促進させ、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(b)からの混合物を保持し;(d)プライマー伸長生成物がその上で合成された鋳型から該プライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるがしかし酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの混合物を加熱し;(e)工程(d)からの混合物を、それぞれのプライマーの工程(d)で産生される一本鎖分子のそれぞれへのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり有効な温度に冷却し;(f)酵素の活性を促進し、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、工程(d)で産生されたそれぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(e)からの混合物を保持し、工程(d)、(e)および(f)を、1種又は複数種のクローニングベクターに平滑末端連結するために効果的な、1種又は複数種の配列を含む1種又は複数種の核酸の増幅を生じるのに十分な回数だけ繰り返し、工程(e)および(f)を同時にまたは順次に行い;(g)工程(f)から得られたクローン化されるべき1種又は複数種の増幅された特異配列をリガーゼの存在下で1種又は複数種のクローニングベクターへ連結し、ここで1種又は複数種の上記増幅された配列及び1種又は複数種のベクターは連結を行うのに十分な量で存在する、ことを特徴とする方法。
  31. 31
    31、核酸または核酸の混合物に含まれる少なくとも1種の特定の核酸配列をクローニングベクターにクローン化する方法であって、1種又は複数種の核酸は等しいまたは等しくない長さの2本の分離された相補的鎖からなり、該1種又は複数種の核酸がクローニングの前に量的に増幅され、 (a)それぞれの核酸を、増幅されるべきそれぞれの異なる特異的配列について、4個の異なるヌクレオチドトリホスフェート及び1個のオリゴヌクレオチドプライマーの存在下で、それぞれの核酸を変性するのに有効な時間、有効な温度に加熱し、但しそれぞれのプライマーはそれぞれの特定の配列の異なる鎖に実質的に相補的であるように選択され、1個のプライマーから合成された伸長生成物が、その相補体から分離したとき、他のプライマーの伸長生成物の合成の鋳型として働くことができるようにし;(b)変性した核酸を、それぞれのプライマーとその相補的な鎖との間でハイブリダイゼーションを促進する温度に冷却し;(c)工程(a)もしくは(b)と同時にまたはその後に、変性した核酸を、ヌクレオチドトリホスフェートの結合を触媒する熱安定酵素と接触させることによりそれぞれの核酸のそれぞれの鎖に相補的なプライマー-伸長生成物を形成させ;(d)酵素の活性を促進させ、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、それぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがしかしそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(c)からの混合物を保持し;(e)プライマー伸長生成物がその上で合成された鋳型から該プライマー伸長生成物を分離して一本鎖分子を生成せしめるためには有効な温度ではあるが酵素を不可逆的に変性させる程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(d)からの混合物を加熱し;(f)工程(e)からの混合物を、それぞれのプライマーの工程(e)で産生される相補的な一本鎖分子へのハイブリダイゼーションを促進するために有効な時間にわたり有効な温度に冷却し;(g)酵素の活性を促進させ、そして増幅されるべきそれぞれの異なる配列について、工程(f)で産生されたそれぞれの核酸鎖鋳型に相補的なそれぞれのプライマーの伸長生成物を合成するためには有効な温度であるがそしてそれぞれの伸長生成物をその相補的鎖鋳型から分離する程の高温ではない温度において、有効な時間にわたり、工程(f)からの混合物を保持し、工程(e)、(f)および(g)を1種又は複数種のクローニングベクターに平滑末端連結するために効果的な、それぞれの配列を含む1種又は複数種の核酸増幅を生じるのに十分な回数だけ繰り返し、工程(e)および(f)を同時にまたは順次に行い;(h)工程(g)から得られるクローン化されるべき1種又は複数種の増幅された特異配列をリガーゼの存在下で1種又は複数種の上記クローニングベクターへ連結し、ここで1種又は複数種の上記増幅された配列及び1種又は複数種のベクターは連結を行うのに十分な量で存在する、ことを特徴とする方法。
  32. 32
    32、特許請求の範囲第19項または第20項の増幅工程によって産生される上記配列の複数のコピーを有する核酸または核酸の混合物からの増幅された核酸配列。
Independent claims32