JP7169331B2

Microbial oil, method for manufacturing microbial oil, concentrated microbial oil, and method for manufacturing concentrated microbial oil

Abstract

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Expires 17 November 2040.

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35 claims: 3 independent, 32 dependent

  1. 1
    アラキドン酸(ARA)を生産することができる微生物の微生物バイオマス を起源として得られる 、脂肪酸アルキルエステル又は遊離脂肪酸を含んでなる微生物油において、当該微生物油は、脂肪酸アルキルエステル形態及び/又は遊離脂肪酸形態であるアラキドン酸を当該油中の脂肪酸の合計重量の80重量%以上の含有率で含んでなり、ここで、蒸留を含む加熱工程により生成する熱生成脂肪酸の含有率が油中の脂肪酸の合計重量の0.0001重量%~3.0重量%であり、そして前記熱生成脂肪酸は、アラキドン酸の炭素二重結合の一部又はすべてがトランス型に変化したものである。
  2. 2
    前記アラキドン酸の含有率が、油中の脂肪酸の合計重量の80重量%~98重量%である請求項1記載の微生物油。
  3. 3
    炭素数22の飽和脂肪酸及び炭素数24の飽和脂肪酸の合計含有率が、油中の脂肪酸の合計重量の6.0重量%以下である請求項1又は2記載の微生物油。
  4. 4
    炭素数22の飽和脂肪酸及び炭素数24の飽和脂肪酸の合計含有率が、前記アラキドン酸の含有率の10/100以下である請求項1~請求項3のいずれか1項記載の微生物油。
  5. 5
    炭素数24の飽和脂肪酸の含有率が、油中の脂肪酸の合計重量の3.0重量%以下である請求項1~請求項4のいずれか1項記載の微生物油。
  6. 6
    炭素数24の飽和脂肪酸の含有率が、前記アラキドン酸の含有率の4/100以下である請求項1~請求項5のいずれか1項記載の微生物油。
  7. 7
    液体クロマトグラフィーでの分離に関する指標であって、脂肪酸の炭素数及び二重結合数から求められるパーティションナンバーを用いた場合に、アラキドン酸のパーティションナンバーと比べて、2少ない数以上2多い数以下のパーティションナンバーを有し、当該アラキドン酸の炭素数とは異なる炭素数を有する他の飽和又は不飽和脂肪酸の含有率が、油中の脂肪酸の合計重量の10.0重量%以下である請求項1~請求項6のいずれか1項記載の微生物油。
  8. 8
    前記他の飽和又は不飽和脂肪酸の含有率が、前記アラキドン酸の含有率の15/100以下である請求項7記載の微生物油。
  9. 9
    前記他の飽和又は不飽和脂肪酸が、炭素数18の飽和脂肪酸、炭素数18の一価不飽和脂肪酸、炭素数18の二価不飽和脂肪酸、炭素数18の三価不飽和脂肪酸及び炭素数18の四価不飽和脂肪酸からなる群より選択された少なくとも1つを含む請求項7又は請求項8記載の微生物油。
  10. 10
    前記熱生成脂肪酸が、炭素数20の熱生成脂肪酸である請求項1~請求項9のいずれか1項記載の微生物油。
  11. 11
    前記熱生成脂肪酸の含有率が、油中の脂肪酸の合計重量の0.001重量%~2.8重量%である請求項1~請求項9のいずれか1項記載の微生物油。
  12. 12
    炭素数18の一価不飽和脂肪酸の含有率が、油中の脂肪酸の合計重量の7.0重量%以下である請求項9~請求項11のいずれか1項記載の微生物油。
  13. 13
    炭素数18の一価不飽和脂肪酸の含有率が、前記アラキドン酸の含有率の10/100以下である請求項9~請求項12のいずれか1項記載の微生物油。
  14. 14
    炭素数18の二価不飽和脂肪酸の含有率が、前記アラキドン酸の含有率の7/100以下である請求項9~請求項13のいずれか1項記載の微生物油。
  15. 15
    炭素数18の一価不飽和脂肪酸及び炭素数18の二価不飽和脂肪酸の合計含有率が、前記アラキドン酸の15/100以下である請求項9~請求項14のいずれか1項記載の微生物油。
  16. 16
    炭素数18の飽和脂肪酸の含有率が、前記アラキドン酸の含有率の11/100以下である請求項9~請求項15のいずれか1項記載の微生物油。
  17. 17
    微生物油の製造方法であって、微生物バイオマスから得られたアルキルエステル形態及び/又は遊離脂肪酸形態のアラキドン酸を含む原料油を用意すること、並びに、前記原料油に対して、160°C~230°Cの塔底温度及び0.1Pa~30Paの蒸留塔内における最低圧力を含む条件によって精密蒸留による精製を行うことにより、脂肪酸の合計重量の80重量%以上の含有率を有する、アラキドン酸を得ること、を含む、当該製造方法。
  18. 18
    微生物油の製造方法であって、微生物バイオマスから得られたアルキルエステル形態及び/又は遊離脂肪酸形態のアラキドン酸を含む原料油を用意すること、前記原料油に対して、規則充填物を含む蒸留塔を用いて、160°C~230°Cの塔底温度及び0.1Pa~30Paの蒸留塔内における最低圧力を含む条件による精密蒸留を行うこと、並びに、請求項1~請求項16のいずれか1項記載の微生物油を得ること、を含む、当該製造方法。
  19. 19
    微生物油の製造方法であって、微生物バイオマスから得られたアルキルエステル形態及び/又は遊離脂肪酸形態のアラキドン酸を含む原料油を用意すること、前記原料油に対して、規則充填物を含む蒸留塔を用いて、160°C~230°Cの塔底温度及び0.1Pa~30Paの蒸留塔内における最低圧力で、油中の脂肪酸の合計重量の0.0001重量%~3.0重量%の含有率の炭素数16~22の熱生成脂肪酸を含む微生物油が得られ得る条件による精密蒸留を行うこと、並びに、請求項1~請求項16のいずれか1項記載の微生物油を得ること、を含む、当該製造方法。
  20. 20
    前記精密蒸留が、互いに異なる塔底温度及び蒸留塔内における最低圧力の条件による複数回の精密蒸留を含む請求項18又は請求項19記載の製造方法。
  21. 21
    前記精密蒸留が、160°C~220°Cの塔底温度及び0.1Pa~30Paの蒸留塔内における最低圧力による低温精密蒸留と、170°C~230°Cの塔底温度及び0.1Pa~30Paの蒸留塔内における最低圧力による高温精密蒸留を含む請求項20記載の製造方法。
  22. 22
    前記高温精密蒸留における塔底温度が、前記低温精密蒸留の塔底温度よりも3°C~20°C高い請求項21記載の製造方法。
  23. 23
    規則充填物1単位あたりの比表面積が、125m 2 /m 3 ~1700m 2 /m 3 である請求項18~請求項22のいずれか1項記載の製造方法。
  24. 24
    脂肪酸アルキルエステル形態及び/又は遊離脂肪酸形態のアラキドン酸の含有率が、油中の脂肪酸の合計重量の90重量%~98重量%であり、熱生成脂肪酸の含有率が、油中の脂肪酸の合計重量の0.0001重量%~3. 0重量%であり、炭素数24の飽和脂肪酸及び炭素数22の飽和脂肪酸の合計含有率が、油中の脂肪酸の合計重量の1.0重量%以下であり、炭素数18の一価不飽和脂肪酸の含有率が、油中の脂肪酸の合計重量の5.0重量%以下である、請求項1に記載の微生物油。
  25. 25
    濃縮微生物油の製造方法であって、請求項17~請求項23のいずれか1項記載の製造方法を用いて、アラキドン酸を含有する微生物油を得ること、得られた微生物油に対して、逆相カラムクロマトグラフィーを用いた濃縮処理を行うこと、を含む、当該方法。
  26. 26
    請求項1~請求項16のいずれか1項記載の微生物油又は請求項24記載の微生物油の、食品、サプリメント、医薬品、化粧品又は飼料における使用。
  27. 27
    請求項1~請求項16のいずれか1項記載の微生物油又は請求項24記載の微生物油の、食品、サプリメント、医薬品、化粧品又は飼料の製造方法における使用。
  28. 28
    請求項1~請求項16のいずれか1項記載の微生物油又は請求項24記載の微生物油を含む医薬品。
  29. 29
    請求項1~請求項16のいずれか1項記載の微生物油又は請求項24記載の微生物油を含む炎症性疾患予防又は治療剤。
  30. 30
    抗アレルギー剤又は抗炎症剤である請求項29記載の炎症性疾患予防又は治療剤。
  31. 31
    前記炎症性疾患が、発疹、蕁麻疹、水疱、膨疹及び湿疹からなる群より選択される少なくとも1つの皮膚の炎症性疾患、又は、放射線への曝露、自己免疫疾患及び尿毒症性そう痒からなる群より選択される少なくとも1つにより引き起こされる皮膚の炎症性疾患である請求項29又は請求項30記載の炎症性疾患予防又は治療剤。
  32. 32
    前記炎症性疾患が、アトピー性皮膚炎、アレルギー性接触性皮膚炎、刺激性接触皮膚炎、光接触皮膚炎、全身性接触皮膚炎、リウマチ、乾癬及び狼瘡からなる群より選択される少なくとも1つである請求項29又は請求項30記載の炎症性疾患予防又は治療剤。
  33. 33
    前記精密蒸留が、互いに異なる塔底温度及び蒸留塔内における最低圧力の条件による複数回の精密蒸留を含む請求項17記載の製造方法。
  34. 34
    前記精密蒸留が、160°C~220°Cの塔底温度及び0.1Pa~30Paの蒸留塔内における最低圧力による低温精密蒸留と、170°C~230°Cの塔底温度及び0.1Pa~30Paの蒸留塔内における最低圧力による高温精密蒸留を含む請求項33記載の製造方法。
  35. 35
    前記高温精密蒸留における塔底温度が、前記低温精密蒸留の塔底温度よりも3°C~20°C高い請求項34記載の製造方法。
Independent claims35