JP2014515744A

Intraventricular drug delivery system for improving outcome after a brain injury affecting cerebral blood flow

Abstract

Problem to be solved.To provide a method for improving the prognosis after treatment for subarachnoid hemorrhage.

Solution.A flowable sustained-release microparticle composition, a kit for treating at least one cerebral artery in the subarachnoid space at risk of interference due to brain injury, a method for preparing the composition, and a method for preparing the composition. Use methods to treat obstruction of the cerebral arteries within the subarachnoid space at risk of obstruction caused by brain injury in mammals, reducing the signs or symptoms of at least one late complication associated with brain injury. [Selection diagram] Fig. 1

JP2014515744A, drawing sheet 1
Sheet 1 of 32

Term

Projected expiry 5 April 2032.

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65 claims: 5 independent, 60 dependent

  1. 1
    ヒト被検者において脳損傷による妨害のリスクがあるくも膜下腔内の少なくとも1つの大脳動脈を治療する方法であって、 (a)(i)治療的な量の少なくとも1つの治療薬を含む微小粒子配合物であって、該微小粒子配合物が一様な粒度分布の複数の微粒子を含み、前記治療薬が各微粒子全体に分散されており、且つ前記治療的な量が大脳動脈の妨害の遅発性合併症を治療するのに効果的な量である、前記配合物と、 (ii)医薬担体と を含む流動可能な徐放性微小粒子組成物を準備すること;及び (b)前記組成物を局所的に脳室に投与して、前記微小粒子配合物が脳室内の脳脊髄液(CSF)からくも膜下腔内の脳脊髄液(CSF)に流れた後に前記治療薬がくも膜下腔内に放出され、前記治療薬が、望まない副作用を引き起こす量で体循環に入らずにくも膜下腔内の少なくとも1つの大脳動脈周辺で接触し流れることを含む、前記方法。
  2. 2
    各微粒子が、マトリックスを含んでいる、請求項1に記載の方法。
  3. 3
    前記少なくとも1つの治療薬が、カルシウムチャネル遮断薬、エンドセリンアンタゴニスト、一過性受容器電位(TRP)タンパク質アンタゴニスト、又はこれらの組み合わせである、請求項1に記載の方法。
  4. 4
    前記遅発性合併症が、血管造影血管攣縮、複数の微小血栓塞栓の形成、皮質拡延性虚血、遅発性脳虚血(DCI)、又はこれらの組み合わせからなる群より選ばれる、請求項1に記載の方法。
  5. 5
    前記少なくとも1つの治療薬が、L型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、R型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、N型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、P/Q型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、T型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、又はこれらの組み合わせからなる群より選ばれるカルシウムチャネル遮断薬である、請求項1に記載の方法。
  6. 6
    前記L型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤が、アムロジピン、アラニジピン、アゼルニジピン、バルニジピン、ベニジピン、シナルジピン、エホニジピン、フェロジピン、イスラジピン、ラシジピン、レミルジピン、レルカニジピン、ニカルジピン、ニフェジピン、ニルバジピン、ニモジピン、ニソルジピン、ニトレンジピン、マニジピン、プラニジピン、又はこれらの組み合わせからなる群より選ばれるジヒドロピリジンである、請求項5に記載の方法。
  7. 7
    前記ジヒドロピリジンが、ニモジピンである、請求項6に記載の方法。
  8. 8
    前記微小粒子配合物が、微粒子の粉末懸濁液を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  9. 9
    前記微小粒子配合物が、更に、遅延放出化合物を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  10. 10
    前記遅延放出化合物が、生分解性ポリマーである、請求項9に記載の方法。
  11. 11
    前記生分解性ポリマーが、ポリラクチド-ポリグリコリド、ポリ(オルトエステル)、及びポリ(無水物)からなる群より選ばれる、請求項10に記載の方法。
  12. 12
    投与が、外科的注入装置を介して行われる、請求項1に記載の方法。
  13. 13
    前記外科的注入装置が、ニードル、カニューレ、カテーテル、又はこれらの組み合わせである、請求項12に記載の方法。
  14. 14
    前記流動可能な徐放性微小粒子組成物が、遅発性合併症の発症の前に治療的な量の治療薬を放出させることができる、請求項1に記載の方法。
  15. 15
    治療的な量の治療薬の徐放が、組成物の脳室への送達から1日~30日の範囲にある半減期内に行われる、請求項1に記載の方法。
  16. 16
    脳室が、クモ膜下腔内の大脳動脈から少なくとも0.001mmにある、請求項1に記載の方法。
  17. 17
    脳室が、側脳室、第三脳室、第四脳室、又はこれらの組み合わせである、請求項16に記載の方法。
  18. 18
    前記流動可能な徐放性微小粒子組成物が、クモ膜下腔内の大脳動脈周辺で主に局所的な作用を生じる、請求項1に記載の方法。
  19. 19
    前記治療的な量の治療薬が、クモ膜下腔内の大脳動脈の内径を増大させるのに効果的である、請求項1に記載の方法。
  20. 20
    前記医薬担体が、緩衝液である、請求項1に記載の方法。
  21. 21
    流動可能な徐放性微小粒子組成物であって:(i)少なくとも1つの治療薬を含む微小粒子配合物、及び (ii)医薬的に許容され得る担体を含み、前記微小粒子配合物が一様な粒度分布の複数の微粒子を含んでおり、前記少なくとも1つの治療薬が各微粒子全体に分散されており、且つ組成物が脳室への送達に適しているとともに脳室からクモ膜下腔へ脳脊髄液(CSF)中を流れることのできる、前記組成物。
  22. 22
    前記治療薬が、カルシウムチャネル遮断薬、エンドセリンアンタゴニスト、一過性受容体電位(TRP)タンパク質アンタゴニスト、又はこれらの組み合わせである、請求項21に記載の組成物。
  23. 23
    前記微粒子が、マトリックスを含んでいる、請求項21に記載の組成物。
  24. 24
    該流動可能な徐放性微小粒子組成物が、脳室への送達のときに、脳室内の脳脊髄液(CSF)からクモ膜下腔内の脳脊髄液(CSF)へ流れることができ、その後、クモ膜下腔内で前記治療薬を徐放する、請求項21に記載の組成物。
  25. 25
    前記治療薬が、L型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、R型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、N型電圧依存性カルシウムチャネル阻害剤、P/Q型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、T型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、又はこれらの組み合わせからなる群より選ばれるカルシウムチャネル遮断薬である、請求項21に記載の組成物。
  26. 26
    前記L型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤が、アムロジピン、アラニジピン、アゼルニジピン、バルニジピン、ベニジピン、シナルジピン、エホニジピン、フェロジピン、イスラジピン、ラシジピン、レミルジピン、レルカニジピン、ニカルジピン、ニフェジピン、ニルバジピン、ニモジピン、ニソルジピン、ニトレンジピン、マニジピン、プラニジピン、又はこれらの組み合わせからなる群より選ばれるジヒドロピリジンである、請求項25に記載の組成物。
  27. 27
    前記ジヒドロピリジンが、ニモジピンである、請求項26に記載の組成物。
  28. 28
    前記微小粒子配合物が、微粒子の粉末懸濁液を含んでいる、請求項21に記載の組成物。
  29. 29
    前記微小粒子配合物が、更に、遅延放出化合物を含んでいる、請求項28に記載の組成物。
  30. 30
    前記遅延放出化合物が、生分解性ポリマーである、請求項29に記載の組成物。
  31. 31
    前記生分解性ポリマーが、ポリラクチド-ポリグリコリド、ポリ(オルトエステル)、及びポリ(無水物)からなる群より選ばれる、請求項30に記載の組成物。
  32. 32
    治療的な量の治療薬の持続性放出が、組成物の送達から脳室まで1日~30日の範囲にある半減期内に行われることのできる、請求項21に記載の組成物。
  33. 33
    脳室が、クモ膜下腔内の大脳動脈から少なくとも0.001mmにある、請求項21に記載の組成物。
  34. 34
    脳室が、側脳室、第三脳室、第四脳室、又はこれらの組み合わせである、請求項33に記載の組成物。
  35. 35
    該流動可能な徐放性微小粒子組成物が、クモ膜下腔内の大脳動脈周辺で主に局所的な作用を生じる、請求項21に記載の組成物。
  36. 36
    前記治療的な量の治療薬が、クモ膜下腔内の大脳動脈の内径を増大させるのに効果的である、請求項21に記載の組成物。
  37. 37
    前記医薬担体が、緩衝液である、請求項21に記載の組成物。
  38. 38
    脳損傷による妨害のリスクがあるクモ膜下腔内の少なくとも1つの大脳動脈を治療するための滅菌キットであって:(i)外科的注入滅菌装置;(ii)バレル及びプランジャーを備える第1の滅菌シリンジ;(iii)バレル及びプランジャーを備える第2の滅菌シリンジ;(iv)メス型滅菌ルアーキャップ;(v)オス型滅菌ルアーキャップ;(vi)メス型滅菌シリンジコネクタ;(vii)治療的な量の少なくとも1つの治療薬を含む脳室への投与に適している滅菌微小粒子配合物であって、前記治療的な量がクモ膜下腔内の大脳動脈の妨害の遅発性合併症を軽減させるのに効果的な量であり、微小粒子配合物が一様な粒度分布の複数の微粒子を含み、且つ前記少なくとも1つの治療薬が各微粒子全体に分散されている、前記配合物、及び(viii)医薬的に許容され得る滅菌担体を含む、前記キット。
  39. 39
    前記外科的注入装置が、ニードル、カニューレ、カテーテル、又はこれらの組み合わせである、請求項38に記載のキット。
  40. 40
    前記微小粒子配合物が、微粒子の粉末懸濁液を含んでいる、請求項38に記載のキット。
  41. 41
    微粒子が、約30μm~約100μmの範囲にある直径を有する、請求項38に記載のキット。
  42. 42
    前記微小粒子配合物が、更に、遅延放出化合物を含んでいる、請求項38に記載のキット。
  43. 43
    前記遅延放出化合物が、生分解性ポリマーである、請求項42に記載のキット。
  44. 44
    前記生分解性ポリマーが、ポリラクチド-ポリグリコリド、ポリ(オルトエステル)、及びポリ(無水物)からなる群より選ばれる、請求項43に記載のキット。
  45. 45
    前記少なくとも1つの治療薬が、カルシウムチャネル遮断薬、エンドセリンアンタゴニスト、一過性受容体電位(TRP)タンパク質アンタゴニスト、又はこれらの組み合わせである、請求項38に記載のキット。
  46. 46
    カルシウムチャネル遮断薬が、L型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、R型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、N型電圧依存性カルシウムチャネル阻害剤、P/Q型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、T型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、又はこれらの組み合わせからなる群より選ばれる、請求項38に記載のキット。
  47. 47
    前記L型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤が、アムロジピン、アラニジピン、アゼルニジピン、バルニジピン、ベニジピン、シナルジピン、エホニジピン、フェロジピン、イスラジピン、ラシジピン、レミルジピン、レルカニジピン、ニカルジピン、ニフェジピン、ニルバジピン、ニモジピン、ニソルジピン、ニトレンジピン、マニジピン、プラニジピン、又はこれらの組み合わせからなる群より選ばれるジヒドロピリジンである、請求項46に記載のキット。
  48. 48
    前記ジヒドロピリジンが、ニモジピンである、請求項47に記載のキット。
  49. 49
    前記医薬担体が、緩衝液である、請求項38に記載のキット。
  50. 50
    該キットが、更に、少なくとも2つの滅菌容器を備え、第1の滅菌容器が前記滅菌微小粒子配合物を保持するのに適し、第2の滅菌容器が前記滅菌医薬担体を保持するのに適している、請求項38に記載のキット。
  51. 51
    容器が、バイアル、ボトル、チューブ、バッグ、パケット、ピロー、アンプル、又はこれらの組み合わせである、請求項50に記載のキット。
  52. 52
    前記微小粒子配合物が、第1のシリンジに予め充填されている、請求項38に記載のキット。
  53. 53
    前記医薬担体が、第2のシリンジに予め充填されている、請求項38に記載のキット。
  54. 54
    流動可能な徐放性滅菌微小粒子組成物を調製する方法であって:(a)治療的な量の少なくとも1つの治療薬を含む滅菌微小粒子配合物を準備する工程であって、前記治療的な量がクモ膜下腔内の大脳動脈の妨害の遅発性合併症を軽減させるのに効果的な量であり、前記微小粒子配合物が一様な粒度分布の複数の微粒子を含み、且つ前記少なくとも1つの治療薬が各微粒子全体に分散されている、前記工程;(b)工程(a)の滅菌微小粒子配合物を、第1のシリンジバレル、第1のシリンジプランジャ及びメス型ルアーキャップを備える第1の滅菌シリンジに引き入れ、第1のシリンジ内に閉じ込められた空気を除去する工程;(c)医薬的に許容され得る滅菌担体を準備する工程;(d)工程(c)の滅菌医薬担体を、第2のシリンジバレル及び第2のシリンジプランジャを備えるオス型ルアーキャップに適合した第2の滅菌シリンジに引き入れる工程;(e)工程(c)のオス型ルアーキャップをメス型滅菌シリンジコネクタと交換する工程;(f)工程(d)のメス型シリンジコネクタを介して、工程(b)の滅菌微小粒子配合物を含有する前記第1の滅菌シリンジと、工程(c)の医薬的に許容され得る滅菌担体を含有する前記第2の滅菌シリンジとを連結する工程;(g)前記第1の滅菌シリンジプランジャを押して、前記滅菌微小粒子配合物と前記滅菌医薬担体とを前記第2の滅菌シリンジバレル内で混合させる工程;(h)前記第2の滅菌シリンジプランジャを押して、前記滅菌微小粒子配合物と前記滅菌医薬担体とを前記第1の滅菌シリンジバレル内で混合させる工程;及び (i)工程(g)及び工程(i)を少なくとも5-50回繰り返して、脳室への送達に適している流動可能な滅菌徐放性微小粒子組成物を得る工程を含む、前記方法。
  55. 55
    前記微小粒子配合物が、微粒子の粉末懸濁液を含んでいる、請求項54に記載の方法。
  56. 56
    各微小粒子が、マトリックスを含んでいる、請求項54に記載の方法。
  57. 57
    前記微小粒子配合物は、更に、遅延放出化合物を含んでいる、請求項54に記載の方法。
  58. 58
    前記遅延放出化合物が、生分解性ポリマーである、請求項57に記載の方法。
  59. 59
    前記生分解性ポリマーが、ポリラクチド-ポリグリコリド、ポリ(オルトエステル)、及びポリ(無水物)からなる群より選ばれる、請求項58に記載の方法。
  60. 60
    前記治療薬が、カルシウムチャネル遮断薬、エンドセリンアンタゴニスト、一過性受容体電位(TRP)タンパク質アンタゴニスト、又はこれらの組み合わせである、請求項54に記載の方法。
  61. 61
    前記治療薬が、L型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、R型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、N型電圧依存性カルシウムチャネル阻害剤、P/Q型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、T型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤、又はこれらの組み合わせからなる群より選ばれるカルシウムチャネル遮断薬である、請求項54に記載の方法。
  62. 62
    前記L型電位依存性カルシウムチャネル阻害剤が、アムロジピン、アラニジピン、アゼルニジピン、バルニジピン、ベニジピン、シナルジピン、エホニジピン、フェロジピン、イスラジピン、ラシジピン、レミルジピン、レルカニジピン、ニカルジピン、ニフェジピン、ニルバジピン、ニモジピン、ニソルジピン、ニトレンジピン、マニジピン、プラニジピン、又はこれらの組み合わせからなる群より選ばれるジヒドロピリジンである、請求項61に記載の方法。
  63. 63
    前記ジヒドロピリジンが、ニモジピンである、請求項62に記載の方法。
  64. 64
    前記医薬担体が、緩衝液である、請求項54に記載の方法。
  65. 65
    外科的注入装置が、ニードル、カニューレ、カテーテル、又はこれらの組み合わせである、請求項54に記載の方法。
Independent claims65